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【DX学校講師が語る】デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みは順調に進んでいますでしょうか?(後編)

前編はこちら!

3.「IT導入士」を目指す3ヶ月のロードマップ

では、具体的にどのようなステップで学んでいくのか、講師の視点で補足を加えながら紹介します。目標は「3ヶ月で20年のデジタル知識の遅れを取り戻す」ことです。

①ITの基礎・基本(1ヶ月目:マインドセットの変革)

最初の1ヶ月は、ITアレルギーを払拭する期間です。
「IT導入士」としての役割や、なぜ今ITが必要なのか、そしてコンピューターやインターネットの仕組みといった基礎を学びます。
この段階で重要なのは、「ITは難しい魔法」ではなく「便利な道具」だと理解してもらうことです。
実際に手を動かしていただくことで「自分にもできる」という自信をつけてもらいます。

②ITツールの実践(2ヶ月目:Google Workspace の徹底活用)

ここからが実践本番です。世界標準のSaaSであるGoogle Workspaceを中心に、具体的なツールの使い方を学びます。

  • カレンダー共有:チーム全員の予定を可視化し、調整の手間をゼロにします。
  • ビジネスチャット:メールのような形式ばった挨拶を抜きにして、スピーディな意思決定を実現します。
  • オンライン会議と議事録:Google Meet で会議をしながら、Googleドキュメントでリアルタイムに議事録を共同編集します。会議が終わった瞬間に議事録が完成しているスピード感は、体験すると元には戻れません。
  • チームポータル:散逸しがちなマニュアルや資料を「Googleサイト」で一元管理します。社内Wikiのようなポータルサイトを、コードを書かずに作成します。
  • SaaSではカバーしきれない独自の業務には、ノーコード開発ツール「Google AppSheet」を使って、自社専用のアプリ作成にも挑戦します。プログラミングができなくても、在庫管理アプリや日報アプリが作れることに、多くの受講生が感動されます。

さらに、最近のトピックとして外せないのが「生成AI」です。
本講座では「Gemini for GoogleWorkspace」の活用もカリキュラムに含まれています。
AIをただのチャット相手にするのではなく、業務のアシスタントとしてどう使いこなすか、その勘所をお伝えしています。

③目標設定・分析&④計画立案・実行(3ヶ月目:リーダーとしての自覚)

ツールの使い方がわかっただけでは、DXは成功しません。
最後は、自社に最適なITツールを選定し(取捨選択)、導入計画を立案するフェーズです。
そして講座の総仕上げとして、経営陣に向けた「IT導入提案」のプレゼンテーションを作成します。
現状の課題を分析し、どのツールを入れ、どう業務フローを変え、どれだけの効果が出るのか。これを論理的に説明できる資料を作り上げます。

 

4.受講生の変化と、講師としての最大の「やりがい」

3ヶ月という期間は、短いようで非常にドラマチックです。

最初は「上司に言われて仕方なく来ました」という顔をしていた受講生が、講義が進むにつれて目の色が変わっていく瞬間があります。
チラシにもあるように、学習が進むにつれて「気付き」が生まれ、意識が変わり、終盤には「こういう使い方はできないか?」と自らアイデアを出し始めるのです。

受講生からは、終了後に以下のような嬉しい声をたくさんいただいています。

「単なる知識習得にとどまらず、実際に手を動かして課題に取り組むことで理解を深めることができました。実務のイメージが明確になりました。」
「コンピューターとインターネットの仕組みについて話し合う講義などを通じて、基礎知識を深めることができました。」
「Google Workspaceを実際に自分で体験できたことや、プレゼンテーション作成の構想をGeminiに依頼するなど、生成AIの実践の場としても役立ちました。」
「講師の説明が段階的で分かりやすく、疑問点をその場で解消しながら進められた点が非常に良かったです。」
「自社が採用しているシステムツールについてアドバイスをもらえたことや、現場で役立つ具体的なポイントを学べました。」

そして何より、「受講生からは満足いただいたとのことで、講師としてもやりがいがあった」と心から感じます。

受講生の方々が作成した卒業制作(導入計画書)を見ると、単なるツールの羅列ではなく、「会社を良くしたい」「仲間の負担を減らしたい」という熱い思いが込められています。
その成⻑した姿はもう「IT素人」ではなく、立派な「IT導入士」、つまり社内改革のリーダーなのです。

 

5.「デジタル化」から「トランスフォーメーション」へ

DX学校では、変革を段階的に捉えています。

  • デジタイゼーション:アナログデータをデジタル化する(例:紙の連絡帳をデジタル化)。
  • デジタライゼーション:個別の業務プロセスをデジタル化する(例:チャットやカレンダーの導入)。
  • デジタルトランスフォーメーション:業務プロセス全体、そしてビジネスそのものを変革する。

多くの企業はまだ入り口に立ったばかりです。
しかし、社内に一人でも「IT導入士」がいれば、そこからITを前向きに捉える空気が生まれ、変革の波は必ず広がります。
デジタライゼーションから生まれる「余裕の活用」の段階に入れば、全従業員が単純作業から解放され、より創造的な業務に集中できる未来が待っています。

 

6.コスト面での強力なサポート:人材開発支援助成金

最後に、経営者の皆様にとって重要なコストのお話です。
「良い講座なのはわかるが、費用が…」と二の足を踏まれることもあるかと思います。
しかし、本講座は厚生労働省の「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)」の対象講座となっております。

条件を満たせば、受講料などの経費や、訓練期間中の賃金の一部が助成され、実質的な負担を軽減することが可能です。これは、国が「企業のDX化」や「リスキリング」を本気で後押ししている証拠でもあります。
この制度を活用しない手はありません。

未来を切り拓くDX

未来を切り拓く一歩を

ITの世界は「日進月歩」を超え、「秒進分歩」で進化しています。
今日学んだことが明日には古くなるかもしれない。そんな時代だからこそ、特定のツールの使い方だけを覚えるのではなく、「ITの本質を理解し、変化に対応できる基礎力」と「自ら学び、実践する力」が必要です。

DX学校の講師として、私はその力を身につけようとする皆様を全力でサポートします。
IT初心者の方こそ、大歓迎です。
わからないことは何度でも聞いてください。私たちが一緒に、貴社の現状に合わせた最適な導入プランを考えます。

「IT導入士」というリーダーを育成し、時代の変化にしなやかに対応できる、強い組織へと進化していきましょう。

もし、少しでも「うちの会社も変われるかもしれない」と思っていただけたなら、ぜひ私たちにお気軽にお問い合わせください。

 

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