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2022.03.15

当社SEが語る!
kintoneの得意なこと、見落としがちな盲点

業務パッケージ

皆さまはkintone(キントーン)というサービスをご存じでしょうか。
kintoneとは、累計20,000社以上・毎月500社以上が導入しているサイボウズ社のクラウド型業務アプリ開発プラットフォームです。
開発の知識がなくても表計算ソフトよりも快適に、専門システムより柔軟に、自社でシステムを開発するより早く&簡単に、業務改善ができます。

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当社にもkintoneについて数多くの問い合わせが寄せられておりますが、kintoneは具体的に何ができて、何ができないのか、いまいちわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで、SEの目線からkintoneの得意なこと、そして見落としがちな盲点についてご紹介します。

kintoneの得意なこと

1.情報共有
スペース機能(掲示板機能)や外部スペース機能、アプリへのコメント機能、通知機能、などを利用して属人化を解消でき、これらの機能が情報共有に大きく貢献します。

スペース機能例

アプリのコメント欄例

2.ノーコードで業務アプリ作成
導入担当者の93%が非IT部門という実績があるように、プログラムを知らない担当者でも、ドラッグアンドドロップで簡単に業務アプリが作成できます。
パソコンを普通に使うような感覚で業務アプリが作成できるのは大きな利点です。

blg_kintone004.png

3.お客さま自身で運用可能
業務フローの細かい変更も担当者が随時修正できます。
また、ユーザサポートが非常に充実しているのも大きなメリットです。
(サイボウズカスタマーセンター:HDI格付けベンチマーク「モニタリング」において最高評価の三つ星を獲得)

4. 拡張性
kintone用に作られた外部連携ツールやkintoneの機能を拡充するようなプラグイン(プログラムのようなものを取り込んで使用するもの)は、各種100以上存在します。
この拡張性のおかげもあり、機能をかなり充実させることが出来ます。

5.ユーザ管理
権限管理等を非常に細かく設定できるので、適切な情報を適切なユーザに与えることができます。

6. どこからでもアクセス可能
クラウドツールのため、場所に制限が無いというのも大きなメリットです。
スマホ用のアプリもリリースされており、ユーザであれば無料で利用することが出来ます。

kintoneの見落としがちな盲点

次に意外と知られていないkintoneの苦手機能をご紹介します。

1.関数を含む複雑な計算は苦手
サイボウズ社のCMでもヒョウケイサン!と言っているように、kintone=エクセルの代わり!という認識もあることは皆さまご存じかと思います。
確かにエクセルを取り込んだり出来るので間違ってはいないのですが、エクセルには大量の関数があり、それらを複雑に使用しているような場合はkintoneへの移行が難しい場合もあります。

2.帳票のカスタマイズ
企業独自のカスタマイズ帳票は、kintone単体では実現が難しく、プラグインを導入して機能拡張を行うことが必須になります。

3.リレーショナルなデータ更新や、シームレスなデータ更新
マスタが更新された場合にそのマスタを参照している箇所の自動更新や、在庫管理のようなシームレスに自動で在庫数を増減させるようなシステムを構築するのは苦手です。
人の手によるキックやバッチを導入することで解消はできますが、kintone単体でこれらを構築するのはなかなかハードルが高かったりします。

今回見落としがちな盲点として3つkintoneの苦手機能をご紹介いたしました。
kintone単体では難しい機能も多々ありますが、先ほどご紹介した外部連携・プラグインで補うことが可能です。
目的に応じ必要な機能を取り入れることで、kintoneの課題を解決することができます。

ノーコードツールとは言っても、外部連携やプラグインの導入はやはり手間がかかるものです。社内でカバー対応するのが難しい場合はお気軽にご相談ください。
当社では、kintoneの操作支援やお客さまの業務内容に合わせた機能拡張等の対応も可能です。

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