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2022.01.04

働くあなたに伝えたいこと
~おじさんのつぶやき「新年特別号」~

おじさんブログ

おじさんブログファンの皆さま、新年あけましておめでとうございます。
『おじさんブログ』シーズン2のスタートは、もう少し先ですが今回は年明けを記念して特別に出しちゃいます。
(おじさんブログのことを忘れられないようにね)

さて、三日坊主のあなたも私も毎年、新年ということで「今年は○○を始めよう」とか、「△△を絶対やるぞ」とか、「××にならないように気を付けよう」とか、自分なりにこっそりと目標を立てていることと思います。
でも、4日目には忘れている。なぜなら三日坊主だから。

それでは忘れないうちに本日のお話です。
皆さまは、『行動遺伝学』という学問があることを知っていますか?
遺伝子が全く同じと言われる一卵性双生児と遺伝子が半分同じ二卵性双生児の比較研究から、人間のどのようなところが、どのくらい遺伝の影響を受けているかを、解明する研究みたいです。
運動能力や容姿、また音感のような感覚的センスは、親からの遺伝的要素が関係しているであろうことは、なんとなく日頃の経験で皆さまも感じていると思います。でも、知能や性格となるとどうでしょうか?

では、具体的な数値で見ていきます。
まず、遺伝の影響を98%も受けているものが、指紋の線の数だそうです。次に体重は、遺伝の影響が88%。
「えー自分がポッチャリなのは、夜中に我慢できずにパクパク食べるから遺伝ではなく環境だよ。」という意見の人も、その行動をとってしまう自己管理能力の低いところが遺伝からきているとのこと。その結果、親子そろってポッチャリです。
そして気になる知能ですが、遺伝の影響は60%。さらに、その影響力は年齢とともに上がっていく模様。イメージとしては、長く生きていけばいくほど遺伝よりも環境の影響を受けそうな感じがしますが、時間が経てば経つほど遺伝的素質が炙り出されてくるとのこと。
年を取るといろんなところがだんだん親に似てくるのは、そのせいかもしれません。

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さあ大問題! そうなると勉強することは無駄なのか?
確かに人によって1回で頭にすっと入る人と、何回もやらないと覚えられない人がいます。
この60%という数値を見ると、なかなか覚えられないのはそういうことだったのかと自分を納得させ、一生懸命勉強しても仕方がないと諦める人もいるかもしれません。
でも40%は環境の影響だとしたら、その環境を作り出すのは自分自身だという認識で努力する人もいるでしょう。コップの中に水が半分ある時に、「まだ半分も残っている」と感じるか、「もう半分しかない」と感じるかです。
この感覚も遺伝でしょうか?

確かに子供は、親も生まれてくる環境も選べない(最近の言葉で「親ガチャ」というそうです)ので、遺伝や環境の不公平さは、存在します。この世の中は、ほぼ不公平で出来ています。自分の力では、どうすることも出来ないことも多々ありますが、たとえ報われなくても努力した事実は残ります。
運の無さや環境の悪さにどれだけ文句を言ってみたところで(一体誰に言えばいいのかも、わかりませんが)、それで何かが変わることはありません。
今の状況をまるっと全て受け入れて、それで納得できるか、前進できるかは、あなた次第。
それとも感じ方の遺伝次第?

さあ皆さま、以上のことを踏まえて今年1年何をしていきますか? 何をして生きていきますか?
(4日目以降も覚えておきましょう!)
人生は、遺伝と環境と自分の意志で決まります。

シーズン2乞うご期待。

今年も仕事は忙しいだろうなーと思いつつ、暇な正月を過ごしたおじさんより

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