口座振替データ集中サービス
口座振替データ集中サービスでは、複数金融機関への口座振替データを一本に集約したものをお預かりし、当社が代行して複数金融機関に口座振替依頼を行い、振替結果を集約し一本で返却いたします。
サービス導入前のイメージ
口座振替データ集中サービスの導入前は口座振替の対象金融機関宛に自治体がデータ伝送、またはDVD・フロッピーディスクなどの媒体により口座振替データを送付します。
自治体にとっては金融機関の数だけ処理が必要になるため、データ作成・送付・取得・消込作業が煩雑です。媒体による授受の場合、盗難・紛失のリスクもあります。
金融機関ごとの送付方式により口座振替依頼データを送付する必要があり、さらに合計表をFAX通知するなど対象金融機関や口座振替科目が増えるたびに事務負担が増加します。
最近では自治体からネット銀行の追加要望も増えておりますが、新たな契約と先ほどの事務処理が追加されるため自治体の事務負担はさらに増加します。
サービス導入後のイメージ
口座振替データ集中サービス導入後は、自治体は全ての金融機関の口座振替依頼データを一本化してLGWANで当社へアップロードしていただきます。そして、当社にて各金融機関へ振り分けを行い送付いたします。送付方式は各金融機関が指定する伝送方式であるADPまたはVALUXにて行います。
口座振替結果データの取得作業につきましては、当社が各金融機関から口座振替結果データを同様の伝送方式で取得し統合します。その後、自治体は口座振替結果データをLGWANにより依頼データと同様の形式でダウンロードしていただきます。
本サービスをご利用していただく自治体のメリット
- 事務作業の効率化
- 口座振替データを一本化することで事務作業の効率化が図れます。また、ADPやVALUXとは異なり専用の端末が必要ありません。
- セキュリティの向上
- データ授受では全国の自治体が接続している専用回線であるLGWANを利用するため、セキュリティ面でも安心です。
- ネット銀行などの追加が簡単に可能
- ネット銀行などの追加につきましては、当社で実施するため、自治体での個別の伝送設定は必要ありません。事務負担が増えることなくネット銀行などを追加できます。