こんにちは、DX学校千葉市幕張校です。
ここ数年、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」という言葉を耳にしない日はありません。
しかし多くの企業の経営者様や現場の方々とお話ししていると聞こえてくるのは「言葉は知っているけれど、正直どこから手をつけていいかわからない。」という切実な悩みばかりです。
「IT導入を進めたいが、社内に詳しい人間がいない」と「ツールを入れても、結局誰も使わずに放置されている」

これは、皆さまだけの悩みではありません。
実際、経済産業省の2025年度版・中小企業白書によると、企業がIT投資に踏み切れない理由の第1位は、「ITを導入できる人材がいない」ことなのです。
この人材不足こそが、労働生産性を向上させ、売上を伸ばす機会を阻む最大の「壁」となっています。
しかし逆に言えば、この「人材」さえ育てることができれば、企業の景色は一変します。
朝日新聞がITを導入した中小企業を対象としたアンケート結果においては、労働生産性が36.2%も向上したというデータもあるほどです。
私たちは、そうした「IT人材不足」を解消し、お客様のDXを確実に前に進めるために、DX学校「IT導入士(初級)講座」を提供しています。「IT導入士」とは、自社にITツールの導入を進めることができる社内のIT担当者を意味し、そのような人材を育成する研修講座です。
今回は実際に現場で受講生の方々と伴走している一講師としての視点から、この講座で何が起きているのか、受講生がどう変化していくのか、そのリアルな感想と講座の魅力をお伝えしたいと思います。
1.現場で感じる「個」に寄り添う大切さ 〜受講生のレベルに合わせた指導〜
私が講師として最も意識していること、そしてこのDX学校の講座の最大の特徴は、「一方的な講義ではない」という点です。
講座は3ヶ月間続きますが、受講される方のITスキルは本当に千差万別です。
「普段からスマホもパソコンもある程度使いこなしている」という方もいれば、「仕事でメールは使うけれど、それ以外はさっぱり…」という方もいらっしゃいます。
冒頭で触れた「人材不足」の解決策として、私たちは「社内のIT担当者を3ヶ月で育成する」ことを掲げています。
しかし、画一的なカリキュラムをただ流すだけでは、すべての受講生を「IT導入士」へと育て上げることはできません。
「受講生レベルに応じて内容を変える必要がある」
これは私が講義をする中で常に感じていることですし、DX学校のカリキュラムが柔軟であるからこそ実現できている点でもあります。
例えば、週に1回行われる「実践型講義(ウェブ会議)」では、私は受講生一人ひとりの理解度を細かくチェックします。
ITリテラシーに不安がある方には、専門用語を極力使わず、実際の画面操作を一緒に何度も繰り返します。
逆に飲み込みが早い方には、カリキュラムを一歩深掘りして「今の業務でこの機能をどう応用できるか?」というディスカッションに時間を割くこともあります。
オンライン学習システム(eラーニング)で知識をインプットしていただき、実践型講義でそれをアウトプットする「ハイブリッド方式」を採用しているため、講義の時間は「わからないことを解決する」あるいは「自社に置き換えて考える」という、最も濃密な時間に充てることができるのです。
2.ただの勉強ではない、貴社の「現状」を変えるコンサルティング
講義を進める中で、もう一つ私が大切にしていることがあります。
それは、「各受講生に現在のIT環境について色々聞く」ということです。
教科書通りのITツールの使い方を教えるだけなら、市販の本や動画サイトでも可能です。
しかしDX学校が目指すのは「仕事に活かせる知識とスキル」の習得です。
そのためには、受講生が今、どんな環境で働いているかを知る必要があります。
「社内の連絡はまだ電話とFAXがメインですか?」「スケジュール管理はホワイトボードですか?それとも手帳ですか?」「顧客リストはExcelですか?それとも紙の台帳ですか?」
こうしたヒアリングを重ねることで、受講生ご自身も気づいていなかった「非効率な業務」が浮き彫りになります。
ある受講生の方とのエピソードです。その方は「うちはITなんてほど遠い」と仰っていましたが、ヒアリングを進めると、毎日大量の電話対応とそのメモの転記作業に追われていることがわかりました。そこで、講座のカリキュラムにある「Googleフォームとスプレッドシートの連携」を提案し、電話連絡帳のデジタル化に取り組んでいただきました。
結果、電話を受けた人がフォームに入力するだけで担当者のスマホに即座に通知が飛び、スプレッドシートに履歴が残る仕組みが完成しました。
「わざわざ席に戻ってメモを確認する必要がなくなった」「手書きの文字が読めないというストレスが消えた」と、その効果に驚かれていました。
このように、受講生の現状を深く理解できるからこそ、単なる機能説明ではなく「あなたの会社のこの業務が、こう変わりますよ」という具体的なアドバイスが可能になります。これこそが、DX学校の講師としての腕の見せ所であり、醍醐味でもあります。
後編へ続く…
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